大谷翔平、2安打4出塁で敵将ヒヤヒヤ? 9回3点リードも「毎回私をビビらせる」

初回に右翼線へ三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
初回に右翼線へ三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

2打数2安打2四球で打率は.255に

■レンジャーズ 5ー2 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7月31日(日本時間1日)、本拠地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で右翼線三塁打を放ち、5回の右前打で8試合ぶりのマルチ安打をマークした。2打数2安打2四球で全4打席で出塁したものの、チームは接戦を落とした。

 打者・大谷は躍動した。1点を追う初回1死、右腕ダニングの真ん中低めシンカーを引っ張った。右翼線を抜ける打球で快足を飛ばして三塁へ。続くレンヒーフォの右前適時打で同点のホームを踏んだ。5回1死で右前打を放ち、今季25度目のマルチ安打をマーク。3回先頭、7回2死一塁では四球を選んだが、得点にはつながらなかった。

 レンジャーズは前夜の8回2死二塁で大谷を申告敬遠で歩かせ、そこから一挙5失点。逆転負けを喫していた。大谷を四球で出しながらも、その後を抑える。クリス・ウッドワード監督はリベンジを喜んだ。

「四球には怒ってないよ(笑)。オオタニは毎回私をビビらせる。見ていて楽しい選手。TVで見るのが好きだ。9回は3人で終わらせることができて良かった。理由はわかるだろう」。9回は打者2人が出れば大谷だった。敵将にとってはヒヤヒヤの勝利となったようだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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