50歳・和田一浩の“豪快柵越え”に場内騒然 お約束の“ピッカリ打法”も披露

元西武、中日の和田一浩さん【写真提供:サントリードリームマッチ2022広報事務局】
元西武、中日の和田一浩さん【写真提供:サントリードリームマッチ2022広報事務局】

ヘルメット叩きつけ輝く頭皮もあらわに…直後の真剣スイング

 通算2050安打の打撃は錆びていなかった。プロ野球のかつてのスターが一堂に会する「サントリードリームマッチ2022」が1日、東京ドームで開催され、“ベンちゃん”こと和田一浩氏(元西武、中日)が、50歳ながら左翼ポール際のスタンドへ飛び込むソロ本塁打で場内を沸かせた。女優の菜々緒さんの始球式で華やかに始まった試合で、衰えない打撃術を見せた。

 5回裏、「ザ・プレミアム・モルツ球団」の先頭打者として打席に入った和田氏は、この回から登板した「ドリーム・ヒーローズ」の荒木大輔氏(元ヤクルトなど)と対戦。まず、球審の判定に和田氏が激怒してヘルメットを叩きつけ、輝く頭皮をあらわにすると、帽子を投げ捨てた球審もスキンヘッド、止めに入った塁審もスキンヘッドという、お約束の茶番を展開。その直後、荒木氏の内角球をフルスイングし、スタンドに放り込んだ。

 この試合、幕開けは華やかな始球式だった。女優の菜々緒さんがサントリー「オールフリー」をイメージしたという、白と水色を基調としたオリジナルユニホームで登場。打者を古田敦也氏(元ヤクルト)、捕手を谷繁元信氏(元横浜など)が務めた。古田氏がお尻をセクシーにマウンド方向へ向ける“菜々緒ポーズ”で挑発したのに対し、菜々緒が投じたボールは、山なりながらホームベース上空付近を通過し、ショートバウンドで谷繁氏のミットに収まった。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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