大谷翔平が人を引き付ける理由 代理人やトラウトらが明かす神秘性とカリスマ性

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ワシントン・ポスト」紙が特集、代理人やトラウトらの言葉を紹介している」

 エンゼルス大谷翔平投手について米紙「ワシントン・ポスト」が特集記事を掲載。MLBが待望していた“球界を超えたスターになりつつある”と称賛しているが、そこには大谷が備える“神秘性”も人気に一役買っていると伝えている。

 インタビューなどでプライベートな話題を語ることが少ない大谷。代理人のネズ・バレロ氏は「彼は極めて集中している。『これが私だ』という自負があり、それがちょっとした神秘性を生み出している」と語る。休日を完全休養に当てることが多い点についても「休みの日に独占インタビューなどを求める声もあるが、休みは神聖だ。彼は休みを非常に大事にしており、ルーティンを徹底する。それが彼の優先事項だ」と説明している。

 一方でチームメートらが大谷について喜々として語るのも特筆すべきことと記事は主張。「嫌になることはないよ。なぜなら私はショウヘイが好きだからね。彼は素晴らしい男だ」というマイク・トラウト外野手の声を紹介している。

 MLBは大谷が2年前にインスタグラムのアカウントを開設する手伝いをしたが、既に4番目に多くフォローされているという。MLBでマーケティングのトップを務めるカリン・ティムポーンさんは「私たちは彼の偉大さに遅れをとらないよう、追いつけるようにそのストーリーを共有しようとしているんだと思います」と語る。

 球宴のメディアデーで「誰に会うのが一番楽しみか」と問われた選手のほとんどが「大谷」と答えた。選手の子どもの多くが大谷との撮影を熱望したと記事は伝える。レッドソックスのJD・マルティネス外野手は「彼は全ての選手に感銘を与えている。クラブハウスで私たちはいつも彼について話している」と明かす。全ての人々を立ち止まらせる大谷を「まだ上昇を続ける、他の誰とも違うスター」と記事は表現している。

(Full-Count編集部)

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