筒香嘉智が事実上の“戦力外”に パイレーツ正式発表、FAやマイナー降格の可能性

パイレーツからDFAになった筒香嘉智【写真:ロイター】
パイレーツからDFAになった筒香嘉智【写真:ロイター】

今季は打率.171、2本塁打、19打点と精彩を欠いていた

 パイレーツは3日(日本時間4日)、筒香嘉智内野手をメジャー出場前提となる40人枠から外す手続きをとった。事実上の戦力外で、今後はウエーバーにかけられ、他球団のオファーがなければ自由契約(FA)、マイナー降格などが選択肢となる。

 2020年にレイズでメジャーデビューした筒香は昨季途中にドジャースからパイレーツへ移籍。移籍後は43試合出場、打率.268、8本塁打、25打点と活躍し、1年400万ドル(約5億4000万円)で再契約した。しかし、3年目の今季は5月25日(同26日)に負傷者リスト入り。ここまで50試合出場、打率.171、2本塁打、19打点と結果を出せていなかった。

 パイレーツは41勝62敗でナ・リーグ中地区最下位と低迷。今後は若手育成へ舵を切るため、30歳の日本人スラッガーをメジャー枠から外した。また、デビッド・ベッドナー投手が腰痛で15日間の負傷者入り。代わってトゥクピタ・マルカノ内野手とヨハン・ラミレス投手がメジャー昇格した。

(Full-Count編集部)

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