“戦力外”筒香嘉智は「最悪のシーズン」 貢献度はマイナス…地元メディアが落胆

パイレーツからDFAになった筒香嘉智【写真:ロイター】
パイレーツからDFAになった筒香嘉智【写真:ロイター】

決意の単年契約「このオフのパイレーツの攻撃面での大きな契約だった」

 パイレーツは3日(日本時間4日)、筒香嘉智内野手をメジャー出場前提となる40人枠から外す「DFA」の手続きをとり、事実上の戦力外とした。一塁のレギュラーとして開幕を迎えるも、打撃は上向かず。地元メディア「DKピッツバーグ・スポーツ」は、落胆を持って現実を直視した。

 昨年8月にパイレーツに移籍し、新天地では43試合出場して打率.268、8本塁打、25打点の好成績をマークした。オフには決意の単年契約でチームに残留。同メディアも「このオフシーズンのパイレーツの攻撃面での大きな契約だった」と期待の大きさをうかがわせたが、今季は打率.171、2本塁打、17打点と低迷していた。

 同メディアは「日本で実績のある打者として、パイレーツは打線の中軸を担える存在になることを期待した。代わりに、彼はライブボール(飛ぶボール)時代における一塁手として、攻撃面で最悪のシーズンの1つを送ることとなった」と指摘。選手の貢献度を総合的に示す指標「WAR」は「-1.7」であることにも触れた。

 チームは今季も黒星が大きく先行し、ナ・リーグ中地区最下位。主軸のひとりとしてバットで牽引することを求められたが、期待に応えられずに“正念場”を迎えた。

(Full-Count編集部)

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