大谷翔平、4試合ぶり豪快23号ソロ 通算116HRでイチローに王手、35発ペース
本拠地・アスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発出場
■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・アスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で4試合ぶりとなる23号本塁打を放った。メジャー通算116本塁打とし、日本人歴代2位のイチロー(117本塁打)に王手をかけた。
大谷らしいアーチをかけた。初回1死、今夏のオールスターに選出された右腕ブラックバーンと対戦。1ボール1ストライクから、94.1マイル(約151.4キロ)のフォーシームを逆方向へ打ち返した。左中間へ先制23号ソロ。4試合ぶりの一発でシーズン35発ペースとなった。打球速度105.7マイル(約170.1キロ)、403フィート(約122.8メートル)、角度26度だった。
前夜の不安を払拭した。7敗目を喫した3日(同4日)の試合で右腕の違和感を訴え、7回の打席で代打を送られていた。試合後に「出られる試合は出たい。休める余裕もない」と語っていた二刀流が、一振りでその不安を吹き飛ばした。