大谷翔平ワースト4三振でもエ軍接戦制す 監督代行ご機嫌「それが野球というもの」

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:木崎英夫】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:木崎英夫】

大谷は昨年7月17日以来、3度目の1試合4三振を喫した

■エンゼルス 4ー3 マリナーズ(日本時間6日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場した。第4打席に内野安打を放って2試合連続安打としたが、今季ワーストの1試合4三振。それでもチームは延長10回の接戦を制し、フィル・ネビン監督代行は「HRを7本打って負けた後に、ショウ(大谷)とウォードが合わせて7三振して勝つという。まあ、それが野球というものだ」と満足に振り返った。

 1番のウォードが4打数1安打3三振。2番の大谷も昨年7月17日マリナーズ戦以来、3度目の4三振を喫した。9回にチャベスが3点のリードを守れず延長に突入した嫌な流れも、10回にウォードの右犠飛が決勝点となって連敗を2で止めた。

 前日4日(同5日)は大谷が2発。それ以外にもスズキ、ウォード、アデル、ウォルシュ、モニアックと次々と本塁打をたたき込み、メジャータイ記録の1試合ソロ7発をマークしたが、全てがソロという珍事と投手陣の崩壊があって白星には結びつかなかった。それだけに指揮官も「今日はいい試合だった。いい打撃ができた。ブルペンの活躍が驚異的だった。本当に素晴らしい(試合だった)」とご機嫌だった。

(Full-Count編集部)

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