エンゼルスの逸材モニアックが骨折　トレード加入わずか5試合で離脱

「重大な骨折ではない」ためシーズン中に復帰可能

　エンゼルスにトレードで加入したミッキー・モニアック外野手が左手中指の骨折で早くも離脱することになった。6日（日本時間7日）のマリナーズ戦でセーフティーバントを成功させた際に、左手の中指にボールが当たり負傷。7日（同8日）の同戦前に球団から発表された。

　地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」はエンゼルスのヘッドアスレチックトレーナーのマイク・フロスタッド氏のコメントを紹介。指の先端部の骨折のため「それほど重大な骨折ではない」と説明しており、今季中の復帰も可能だとされている。

　シンダーガードとのトレードでフィリーズからエンゼルスに加入したばかりのモニアック。2016年の米ドラフト全体1位で指名された逸材で、移籍2試合目となった4日（同5日）のアスレチックス戦で移籍後初本塁打。負傷したこの日のマリナーズ戦でも本塁打を放っており、存在感を見せていた中でのアクシデントとなった。

　モニアックは今春のオープン戦でも骨折を負っており、記事によると「1シーズンでの骨折数の記録を破ろうとしているんだ」と笑顔で話したという。「1年で2度。理想的なことではないが、受け入れるしかない。過去は変えられないから」とも語っている。エンゼルスはこの日、レンジャーズからウェーバー公示されていたスティーブン・ダガー外野手を獲得。次のアスレチックス戦からチームに合流する見通しだ。

（Full-Count編集部）