“無双”デグロムが完全復活 大谷翔平との「地球上最高の選手」論争が勃発

メッツのジェイコブ・デグロム(左)とエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
メッツのジェイコブ・デグロム(左)とエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

今季2試合目のマウンドで今季初勝利を挙げたメッツのデグロム

 メッツのジェイコブ・デグロム投手は、7日(日本時間8日)に本拠地でのブレーブス戦に先発。6回途中まで被安打1本2失点、12奪三振と好投した。さらに通算200試合登板時点で1523奪三振とし、パドレスのダルビッシュ有投手が持っていた1517三振のMLB記録も抜いた。“最強右腕”の復活に、米では二刀流で活躍するエンゼルス・大谷翔平投手と「地球上最高の選手」はどちらかという論争が勃発している。

 デグロムは今季、右肩の故障で出遅れ、2日(同3日)のナショナルズ戦がようやく今季初登板だった。最速102マイル(約164キロ)を記録し、怪我の影響を感じさせないボールで打者を圧倒。この日も95.7マイル(約154キロ)のスライダーを投じるなど、さすがの投球を見せつけた。

 アスレチックスやメッツなど4球団でプレーした元投手のジェリー・ブレビンス氏は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニはユニコーンだと、私はわかっている。彼の能力はアメージングだ。しかし、地球上最高の野球選手はジェイコブ・デグロムだ。かなりの大差で、彼は他の誰よりも優れている」とツイート。これに対し、ファンからは「オオタニの方が(デグロムより)優れた選手」と反論が寄せられ、「デグロムは球界最高の投手。オオタニは球界最高の選手。デグロムはただ投げるだけ。オオタニは両方すごい」と、投手であるデグロムと二刀流の大谷は別ものだと考える意見も挙がった。

 さらに「デグロムは打撃もできるんだよ」「忘れないで! デグロムは打てるんだ。(チームに打撃を)許可されていないだけなのさ」と、昨季.364(33打数12安打)を記録した、デグロムの非凡な打撃センスに注目する声も。他には「君の意見を否定しないよ!」「デグロムは怪我さえなければ史上最高の投手だが、オオタニの二刀流の能力には程遠い」などと、議論は熱を帯び、200件以上のコメントが付いた。

(Full-Count編集部)

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