エンゼルス52日ぶり3連勝 監督代行は投手陣称える「非常にいい投球をしていた」

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】

大谷は初回の第1打席に左前打で3試合連続安打、4打数1安打1四球だった

■エンゼルス 5ー4 アスレチックス(日本時間11日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地で行われたアスレチックス戦に「2番・指名打者」で出場し、第1打席に3試合連続安打となる左前打を放つなど4打数1安打1四球だった。チームは延長12回の接戦を制して52日ぶりの3連勝。フィル・ネビン監督代行は「シエラの2打席は素晴らしかった。我々が求めていたことだった。(チームの)走塁も良かったし、7回を除けば非常にいい投球をしていた」とご満悦だった。

 先発のトゥーサンが5回無失点と好投。7回にループとワンツが計3失点で同点とされたが、その後は粘りを見せた。チャベス、テペラとつなぎ、延長10回からはバリアは3イニングを投げ1失点で勝利投手に。監督代行も「バリアも素晴らしかった。(バリアは)チームのために大活躍してくれた」と賛辞を惜しまなかった。

 打線は延長10回にシエラが一時勝ち越しの適時打。再び追いつかれたが、12回にもシエラが適時二塁打を放って試合を決めた。スプリングトレーニングに招待選手として参加し、7月24日(同25日)に昇格したばかりの26歳が6月18日(同19日)のダブルヘッダーから19日(同20日)以来の3連勝を呼び込み「自分をチームに呼んでくれたエンゼルスに本当に感謝している。僕はただ自分の仕事をしているだけ。チームの勝利のためにサポートしていくことが非常に楽しみだよ。僕らのやっていくことは変わらない。お互いを支えあって、勝ち続けていくだけさ」と喜んだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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