大谷翔平はソトより“優先事項”だった? パドレスGMが語る「エ軍が手放す気があれば…」

エンゼルス・大谷翔平(左)とパドレスのマニー・マチャド【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(左)とパドレスのマニー・マチャド【写真:Getty Images】

パドレスのプレラーGM「エ軍はオオタニと今後も…それでソト獲得に」

 パドレスのAJ・プレラーGMが米ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン、ジョン・ヘイマン両記者のポッドキャスト番組に出演し、今夏に繰り広げられたエンゼルス・大谷翔平投手のトレード戦線の舞台裏を明かした。「エンゼルスが手放す気があれば、我々も争奪戦に参加するつもりだった」と語った。

 パドレスはヤンキース、ホワイトソックスと共に大谷のトレードを打診。本格的にオファーを出したものの、結局はエンゼルスのアート・モレノ球団オーナーがトレード放出を拒否したと伝えられていた。その後、パドレスはナショナルズからの15年総額4億4000万ドル(約594億円)という大型契約の残留オファーを断ったフアン・ソト外野手を大型トレードで獲得。大谷の方が優先度は上だったという。

「ナショナルズは早い段階から、こちらの選手を追い、オファーに耳を傾ける姿勢が明白だった。エンゼルスは検討すると言っていたが、本当に彼を市場に出してトレードをまとめるかははっきりしていなかった。最終的にその方向にはいかなかった」

「1週間ほど楽しい話し合いが続き、エンゼルスもナショナルズも我々が提示した選手たちを気に入ってくれていたが、最終的にエンゼルスはオオタニと今後もやっていく道を選んだ。それで我々はソトの獲得にかじを切ったんだ」

 今オフにも大谷のトレード報道が再び過熱する可能性がある。パドレスはどのような動きを見せるのか。

(Full-Count編集部)

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