85億円男が「3年でたった20発」の悪夢…今季4度目のIL入り、昨季も3度の“不良債権”

レッズのマイク・ムスタカス【写真:Getty Images】
レッズのマイク・ムスタカス【写真:Getty Images】

レッズのムスタカスは新契約を結んでから3年で20発しか打てていない

 4年総額85億円の巨大契約を結んでいるレッズのマイク・ムスタカス内野手が、実に今季4度目の負傷者リスト(IL)入りとなった。8日(日本時間9日)に行われたメッツ戦の4回、安打を放ち一塁へ向かった際にふくらはぎを痛め途中交代。9日(同10日)に10日間の負傷者リスト入りした。

 33歳のムスタカスは2020年から4年総額6400万ドル(約85億円)の巨大契約を結んでいる。通算202本塁打の大砲は、2019年のブルワーズ時代に35本塁打。ただ同年12月に新契約を結んで以降、年俸に見合った働きをしているとはいえない状態だ。

 短縮シーズンとなった2020年が打率.230、8本塁打。昨季は.208、6本塁打。今季も同じく.200、6本と低迷が続く。活躍を妨げているのが怪我で、昨季も3度のIL入りを強いられている。

 MLB公式サイトの報道によると、怪我をした試合後ムスタカスは「(4回の打席より)前に少し張りがあった。一塁を回った際、ちゃんと走ることができなかった。だからあの場面で交代したのは恐らく正解だと思う」と話したという。契約は2023年まで残り、2024年は球団のオプション。今季1600万ドル(約21億2000万円)来季は1800万ドル(約約23億8700万円)に見合う活躍をできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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