DeNAが球団史上最長に並ぶ“ハマスタ11連勝” 三浦監督も自信「1つずつ積み上げる」

DeNA・三浦大輔監督【写真:町田利衣】
DeNA・三浦大輔監督【写真:町田利衣】

12日からは首位ヤクルトと3連戦

■DeNA 4ー1 阪神(11日・横浜)

 DeNAは11日、本拠地・横浜スタジアムで阪神に4-1で勝利。このカード3連勝して2位を堅持し、過去最長の“ハマスタ11連勝”(2006年6月2日~7月1日と2015年4月22日~5月22日)にも並んだ。

 打線は阪神先発の才木に対し、1点を追う4回に佐野恵太外野手がバックスクリーン右へ同点14号ソロ。同点で迎えた8回には、2死一塁で嶺井博希捕手がカウント0-2から、値千金の勝ち越し5号2ランを放った。さらに2死一塁とし、代打のタイラー・オースティンが中堅左へ二塁打を放つと、敵失が絡んで1点を追加した。三浦大輔監督は「嶺井は完璧にとらえた。あのカウントに持ち込んだ嶺井の粘り勝ちかなと思います」と評した。

 守っては、先発の石田健大投手が7回までに今季最多の102球を投げ、4安打1失点に抑えて4勝目を挙げた。9日にエースの今永昇太投手が9回2失点完投、10日に浜口遥大投手が8回無失点に抑えたのに続き、先発が試合をつくった。この日は、前日に1イニングで33球を要していた守護神・山崎康晃投手が、疲労を考慮されベンチ外。それでも8回を伊勢大夢投手、9回をエドウィン・エスコバー投手が無失点で締めた。

 12日からは敵地・神宮球場で首位ヤクルトと3連戦。三浦監督は「まだまだ。ゲーム差が開いていますし、何ゲーム差だろうが、ウチは1つずつ積み上げていくしかない」と慎重に言葉を選んだが、最高のムードで首位との差を詰めにかかる。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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