「この負けは僕のせい」 守乱の発端となった大谷翔平の“相棒”が猛省「2度としない」

エンゼルスのマックス・スタッシー【写真:Getty Images】
エンゼルスのマックス・スタッシー【写真:Getty Images】

球審がカウント取り違えるミスまで発生…エンゼルスは無残な敗戦

■マリナーズ 6ー2 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルスは15日(日本時間16日)に行われたマリナーズ戦を2-6で落とした。大谷翔平投手が先発し、8回まで2-2という接戦を演じたものの、9回に守備の乱れが相次ぎ黒星。そのきっかけとなったマックス・スタッシー捕手は試合後「この負けは僕のせい」と悔やんだという。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が報じたもの。「悪夢のような9回のせい」と強烈な見出しがついている、9回1死一塁で、アーロン・ループの初球がワンバウンド。スタッシーはこれを止め二塁へ送球したものの悪送球に。一走のサム・ハガティはワンバウンドの時点では進塁するそぶりを見せていなかったものの悠々二塁へ進んだ。

 スタッシーはこのプレーを「キャリアにおいて一度もしたことがないようなことだった。もう二度としない。彼が進塁すると予想していた。素早くしようとしたが、彼は走ってすらいなかった」と振り返ったという。

 さらに守乱は続き、不運まで重なった。カルロス・サンタナの打席でハガティは三盗。球審のラズ・ディアスはこのボールをストライクとコールし、カウント2-2になったはずが打席のサンタナが「3-1じゃないか?」と聞いたことでカウントを取り違えた。サンタナは実際にはカウント3-2だったはずのボールで四球とされ、一塁へ歩いた。

 ここでフリオ・ロドリゲスの打球は二塁へのライナー。二塁手がはじき本塁へ送球したものの、スタッシーが三本間へ追い込もうとした隙を突かれ三走は無人のホームへ。決勝点を奪われた。さらにタイ・フランスのゴロを遊撃手のベラスケスが本塁へ送球。ボールはタッチにいこうとしたスタッシーのミットからこぼれ落ちた。記事によると、スタッシーは敗戦の責任を全て背負っていたという。

「酷かった。この負けは僕のせいだ」

(Full-Count編集部)

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