大谷翔平の“新魔球”が「えげつない」 157キロが「すげぇ強度で曲がっている」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は右打者の膝元に落ちる157キロ新球で空振りを奪っている

■マリナーズ 6ー2 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手が、15日(日本時間16日)のマリナーズ戦で投じた新球ツーシームが話題を呼んでいる。米データ会社の分析によると平均球速は157キロ、落差55センチ、横の変化は44センチ。ファンは「現実のものに見えない」「不公平だ」「えぐい」と驚きの声を上げている。

 この日の大谷は6回7安打8奪三振2失点と好投したが、勝敗はつかず。今季11勝目はならなかった。一方でファンの度肝を抜いたのが新球ツーシームだ。初回1死でタイ・フランスに対してカウント1-1から投げた3球目。97.4マイル(約156.8キロ)を計測したボールは膝元に沈み、空振りを奪っている。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「えげつない」などと文言を添えて動画を投稿すると、ファンは反応。「なにを投げたって?」「レジェンド」「コレが噂の新球か」「Two-seamなんだろうけどすげぇ強度で曲がってる」とコメントが寄せられた。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」の公式ツイッターによると、この日投じられた大谷のツーシームは平均で97.4マイル(約156.8キロ)、落差21.5インチ(約54.6センチ)、横の変化17.2インチ(約43.7センチ)。11勝を挙げナ・リーグ1位の防御率1・92をマークしているサンディ・アルカンタラ(マーリンズ)の今季平均97.6マイル(約157.1キロ)、落差21.4インチ(約54.4センチ)、横の変化17.7インチ(約45センチ)と遜色のない数字が出ており、「これを第6の球種として持つのはエイリアンだけ」と綴っている。

【実際の映像】157キロが「すげぇ強度で曲がっている」大谷翔平が投じた“新魔球”

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY