大谷翔平が27号を含む4安打4打点 “なおエ”も指揮官は大絶賛「本当にグッドだ」

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】

2試合で7安打、ネビン監督代行「得点圏で自分の役割を分かっている」

■マリナーズ 11ー7 エンゼルス(日本時間18日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、9回の第5打席で4試合ぶりの27号2ランを放った。メジャー通算120本塁打に到達。5打数4安打4打点の大当たりだった。フィル・ネビン監督代行は「素晴らしい日だ。いいスイングができている」と賛辞の言葉を並べた。

 豪快なアーチは9回1死二塁だった。右腕フェスタから中越えへ27号2ラン。13日(同14日)の本拠地・ツインズ戦以来4試合ぶりの一発で、シーズン37発ペースとなった。1試合4安打は、サイクル安打を達成した2019年6月13日(同14日)の敵地・レイズ戦以来メジャー通算4度目。「ショーは本当にグッドだ」とネビン監督代行は称えた。

 初回1死で右腕カービーの低めチェンジアップを右前へ打ち返した。5回2死一、二塁ではシフトを破る中前適時打。「相手の守備位置をうまく使っていた。得点圏の打席では自分の役割を分かっている」とネビン監督代行。7回無死一塁では右翼線適時三塁打を放ち、2試合連続の三塁打は日米通じてキャリア初めてだ。

 登板翌日となった前日16日(同17日)の第2打席から最近8打数で7安打とした。19日(同20日)から敵地・タイガース3連戦に臨む。腰の張りで途中交代となったレンヒーフォについては「問題ない。彼は連続で試合に出続けてきた。明日はオフ。『休みが必要。金曜日に出場する準備はできると思う』と彼が語っていた」と話した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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