切実な叫び…大谷翔平を「解放せよ」 ファンの失望を払拭する“打開策”はある?

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

地元紙「トラウトの復帰がダイナミクスを変えてくれる」

 エンゼルスはここまで51勝67敗でア・リーグ地区4位。大谷翔平投手が打っても勝てない“なおエ”現象が続き、3安打した16日(日本時間17日)、一発を含む4安打を記録した17日(同18日)もマリナーズに敗れ、3連戦3連敗を喫した。打開策はあるのか。エンゼルスの地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」はマイク・トラウト外野手の復帰が「ダイナミクスを変えてくれると期待するしかない」と伝えている。

 上昇曲線を描く大谷の打棒。8月は打率.328、5本塁打、OPS1.057をマークしているが、なかなか勝利に結びつかない。今月のチーム成績は8勝8敗だ。昨季は「なおエ」がSNSを中心に日本で流行ったが、今年は米国ファンの間で大谷の移籍を求める「#FreeOHTANI(大谷を解放せよ)」が話題となっている。それほどエンゼルスへの失望感が高まっている。

 米メディア「スポルティング・ニュース」のダニエル・ヤノフスキー記者は17日(同18日)の敗戦後、自身のツイッターに「オオタニはなんて信じられない試合を見せてくれるんだ。残りの選手たちが彼に続くことができなかったのが残念だ」と綴った。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のマット・マーテル記者も「ショウヘイ・オオタニが5打数4安打、本塁打、三塁打、4打点、2得点。そして……エンゼルスが7-11で敗北」と自身のツイッターで現状を嘆いた。

「オレンジカウンティ・レジスター」は大谷の活躍に触れ「しかしながら、打線を牽引するオオタニの能力には限度がある状況だ」と解説。大谷の“孤軍奮闘”だけでは埒が明かないとし、「トラウトの復帰がロースター全体のダイナミクスを変えてくれると、エンゼルスは期待することしかできない」と指摘する。

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