大谷翔平“溺愛”アナリストは日本野球をどう見る? 球場に感動「本当に美しい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

早朝に東京着、横浜スタジアムからいきなりポッドキャスト中継

 米メディア「FOXスポーツ」のアナリストで、エンゼルスの大谷翔平投手を“溺愛”することで知られるベン・バーランダー氏が19日早朝に初の来日を果たし、自身のポッドキャスト番組で日本野球に触れた感想を伝えている。横浜スタジアムから生放送を敢行し、「開いた口が塞がらない。ここは本当に美しい」と日本野球をいきなり絶賛している。

 バーランダー氏は「今日は日本の美しいヨコハマスタジアムから生放送!ベイスターズがヒロシマ・カープを迎え撃ちます」と番組をスタート。今回の来日は1年以上の計画の末に実行されたものだと明かしている。来日はこの番組で毎週大谷の活躍を伝えることで、日本人のフォロワーが増加したのがきっかけだ。

 横浜スタジアムに到着しての感想を「すでに圧倒されている。ヨコハマスタジアムを初めて見て、開いた口がふさがらないほど驚いている。ここは本当に美しくて、これまで見たどの球場とも違う作りだ」とハイテンションで伝えた。さらに「本塁のほぼ後方からお送りしているが、スタンドの傾斜がすごい。今いる場所は50列目ぐらいだと思うが、ここまで上がってくる間、エベレストを登頂するような気分だった。コンコースに向かって奥に広がっていく球場とは全く違う。ここは真上に向かう感じ」と続けている。

 横浜スタジアムではなぜかDeNA・今永のユニホームをまとってファンと交流。今永と京山と収まった写真も公開している。滞在は1週間ほどの予定で、大谷が生まれ育った岩手や、プレーしていた日本ハムの本拠地・札幌にも行く予定だという。

「僕が経験することを、みんなで一緒に経験しよう」と呼びかけたバーランダー氏にとっては、文字が読めないことすらも貴重な経験だったようだ。「すぐにショウヘイ・オオタニを思い出す。彼は20代前半で米国へやってきて、きっと僕が経験したのと同じカルチャーショックを感じたんだろう」と、さらに自身に通訳がついていることから「ショウヘイに(通訳の水原)イッペイがいなかったらどうなっていたことか」とまで思いをはせていた。

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