大谷翔平、“胃腸炎”は「単純な疲れ」 4回4四球3失点の乱調で8敗目「良くなかった」

試合後に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:木崎英夫】
試合後に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:木崎英夫】

4回4四球5安打3失点で8敗目「体調の良し悪しに関係なく登板するつもり」

■タイガース 4ー0 エンゼルス(日本時間22日・デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、敵地・タイガース戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場したが、今季8敗目(10勝)を喫した。4回4四球5安打3失点で降板。球団は「ウイルス性の胃腸炎」と発表した。試合後、大谷は「単純な疲れなので。もどしてはいないので大丈夫かなと思いますけど、また切り替えて頑張りたいなと思います」と語った。

 不安定な投球だった。初回、新人グリーンに先頭打者弾を被弾。2回2死満塁のピンチは切り抜けたが、4回は2死から2者連続四球を与え、レイエスに右越え2点三塁打を献上。4回85球(ストライク47球)を投げ、5安打3失点。4四球と不安定で2奪三振にとどまった。最速98.5マイル(約158.5キロ)だった。「投げるのは決まっていたので、体調の良し悪しに関係なく、登板するつもりではいました。ブルペンも悪かったですし、良くはなかったですね。胃の調子が悪いなって、それが体調の悪さ、全体的な悪さに影響しているかなと思います」と話した。

 5回1死一、二塁の第3打席で代打・スズキを送られて交代となった。22日(同23日)から敵地・レイズ4連戦。ネビン監督代行は「ブルペンから体調は良くなかった」と話し、22日以降については「明日また彼の状態を確認する。彼ならプレーしたいと言いそうだが」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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