西武・中村が史上14人目の450号、鷹ドラ4は83年ぶり球団記録…パで出たメモリアル弾

西武・中村剛也【写真:荒川祐史】
西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

中村は12日の楽天戦で史上14人目の450号を左翼席に運んだ

「Monday パ」では1軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも、パ・リーグの旬な情報を配信している。8月第4月曜日はホームランを特集した。(成績は8月22日時点)

 西武・中村剛也内野手が12日に楽天生命パークで行われた楽天戦で、史上14人目の通算450本塁打を達成。2回、高々と舞い上がる中村らしい軌道で、レフトスタンド中段に放り込んだ。この一発で通算1000得点も同時達成した。

 楽天・浅村栄斗内野手は19日に楽天生命パークで行われたロッテ戦で、史上67人目の通算250本塁打を達成した。5回2死で佐々木朗希投手の直球を逆らわず、ライトスタンドへ今季20号を運んだ。

 ソフトバンクのドラフト4位ルーキー・野村勇内野手は21日にPayPayドームで行われた日本ハム戦で10号に到達した。3回に9号2ランを放つと、8回には変化球を振り抜き10号ソロ。2本塁打の活躍で勝利に貢献し、南海時代の1939年に鶴岡一人氏が記録した球団新人最多の10本塁打に83年ぶりに並んだ。

 パ・リーグの本塁打ランキング上位3人は以下の通り。

1位:山川穂高(西武)343打数98安打、35本塁打、打率.286
2位:浅村栄斗(楽天)408打数103安打、20本塁打、打率.252
3位:柳田悠岐(ソフトバンク)345打数94安打、16本塁打、打率.272

 山川が2位に15本差をつけ、自身3度目のホームラン王へ順調に歩を進めている。残り29試合でキャリアハイの47本(2018年)を超えられるか、日本選手では過去5人しか達成していない50本塁打以上での最多本塁打のタイトル獲得なるか。注目が集まる。

(「パ・リーグ インサイト」谷島弘紀)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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