エ軍売却なら大谷翔平の「トレードの可能性は高まる」 米メディアが早くも注目

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

CBSスポーツ「トレードの最大のハードルはモレノがそれに同意すること」

 エンゼルスは23日(日本時間24日)、球団売却を検討していると発表した。アート・モレノ球団オーナーは「私と家族は今がその時だという結論に達しました」との声明を発表。選手の補強など強い意向を反映していただけに、もし売却となれば事態が一変する可能性も。米メディアは、早くも大谷翔平投手の去就に注目している。

 米メディア「CBSスポーツ」は「エンゼルスの売却がショウヘイ・オオタニのトレードの可能性を高めるかもしれない」と速報。球界全体に大きな影響を与えるかもしれないひとつの要因として「ショウヘイ・オオタニのトレードへの道を開くかもしれない」と挙げた。

 今夏のトレード期限までに動きがなかったことを踏まえ「他球団のフロントオフィスは、オオタニのトレードの最大のハードルはモレノがそれに同意することだと考えている」と指摘。「彼(モレノオーナー)が外れれば、オフシーズンにトレードが起こる可能性は高まる」と予想した。

 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者も売却によって予想される“3つの影響”を列挙。大谷に関しては「トレード――もしくは記録的な契約延長の扉を開く」とツイートした。さらに「巨大な収入があるのに、エンゼルスはまだ総年俸1億8300万ドル(250億円)を超えたことがない。それが変わる」「MLBで最も現場に口を出すオーナーがいなくなる」とも述べた。

 シーズン終盤に湧いて出た売却騒動。球団の未来は、そのまま二刀流の未来にも大きく関わってきそうだ。

(Full-Count編集部)

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