エンゼルス売却検討は「ハッピーニュース」 “不仲”の球団レジェンドが大歓迎

エンゼルスOBのロッド・カル―氏【写真:Getty Image】
エンゼルスOBのロッド・カル―氏【写真:Getty Image】

ロッド・カルー氏「私とエンゼルスとの関係が、完全に修復できるのでは」

 エンゼルスの売却検討を巡り、好意的に受け止めている声もある。野球殿堂入りしている球団OBで、通算3053安打を放ったロッド・カルー氏もそのひとり。自身のツイッターに「これはハッピーなニュースだ。私とエンゼルスとの関係が、完全に修復できるのではと、新たな希望が湧いた」と綴った。

 カルー氏はカリフォルニア・エンゼルス時代の1979年から7年間プレー。米メディア「ブリーチャー・レポート」によると、球団フロントとの関係が良くないと以前から言っていたという。キャリアで最も長く過ごしたツインズとの違いを問われた際には「どちらの球団にも大切な友人がいる。ただ一つ違うことは、エンゼルスのリーダーシップは私が球団と関わることを望んでないけど、ツインズはそれを望んでいるというところだ」と答えていた。

 現在76歳ながら、メジャー通算2469試合で3053安打、1015打点、353盗塁、打率.328と燦然と輝く成績は色あせない。首位打者7度のバットマンの経験は貴重で、同メディアも「エンゼルスが、カルーの関与を望まない理由はわからないが、2014年以来ポストシーズンに進出していないことを考えると、彼に何らかの役割を与えるべき時が来たのかもしれない」との見方を示した。

(Full-Count編集部)

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