本命はドジャース、“大穴”は… エ軍売却なら大谷翔平はどこに? 米メディア予測

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

CBSスポーツが予測…ドジャースを1位に、レンジャーズを“大穴”としている

 エンゼルスは23日(日本時間24日)に球団売却を検討していると発表した。米メディアは早くも大谷翔平投手の去就に注目しており、「CBSスポーツ」は「エンゼルスの売却はショウヘイ・オオタニのトレードの可能性を高めるかもしれない」とし、“マッチ”する5つの球団をあげている。

 2023年オフにFAとなる大谷。残留には「莫大な(金額の)契約が必要になるが、新オーナーになる人物はマイク・トラウト、アンソニー・レンドンという大型長期契約の選手を抱えないといけない」とし、大谷の“勝ちたい”という欲求を考えれば、エンゼルスは「有力候補とは言いにくい」と指摘。“ベストポジション”にいる5球団を上げている。

 1位はドジャース。大谷の高校卒業時にも獲得に乗り出したこと、アンドリュー・フリードマン編成本部長がこれまでに超大型契約を締結させてきた実績があること、球界最高の育成部門によりエンゼルスに提示できる若手有望株も揃っていることなどを理由にあげている。“障害”があるとすれば、地理的に“最大のライバル”であるドジャースへの放出をエンゼルスが嫌がることかもしれないとしている。

 2位はメッツ。大富豪として知られるスティーブ・コーエンオーナーはトップタレントの選手に巨額を費やすことをいとわず、ビリー・エプラーGMが大谷がエンゼルスと契約した時のGMだったことをあげる。さらに対価として出せる若手有望株もいるとしている。

 3位はカージナルス。ファン・ソト外野手がナショナルズからパドレスにトレードされた際も最終候補に残っていたこと、若手有望株がそろっている。4位はヤンキースとしたが、「状況を読むのが難しい」とも。大谷獲得のために「トッププロスペクトを出すだろうか?」と疑問を呈し、アーロン・ジャッジ外野手と再契約できるかどうかも考慮に入れるべき要素だとしている。

 5位はレンジャーズで「大穴として選出した」と説明する。エンゼルスと同じ地区であることや、大型契約を結んでいるコーリー・シーガー内野手、マーカス・セミエン内野手らを抱えていることもあるが、対価となりそうな有望株は揃っており、本気で上位進出を狙うなら「今冬のトップターゲットの1人になるはずだ」としている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY