イチロー氏、最大18年646億円超大型契約の“愛弟子”称える 「毎日うまくなろうとする」

マリナーズのフリオ・ロドリゲス(左)と会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズのフリオ・ロドリゲス(左)と会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏【写真:Getty Images】

フリオ・ロドリゲスはメジャー史上最長最高額の超大型契約で最終調整

 マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が26日(日本時間27日)、球団殿堂入りの記者会見を行った。この日、メジャー史上最長で最高額になる大型契約で調整していることが伝えられた“愛弟子”フリオ・ロドリゲス外野手について「あれだけポテンシャルを持っているけど、もっともっとうまくなりたいう思いも凄く強い」と称えた。

 MLB公式サイトなど米複数メディアは、マリナーズがロドリゲスと最大18年4億7000万ドル(約645億7000万円)の超大型契約を結ぶことで最終調整していることを報じた。ドミニカ共和国出身の21歳は、今年4月8日にメジャーデビュー。オールスター戦にも選出され、ホームランダービーでは準優勝を飾った。今季は108試合に出場して打率.269、20本塁打、64打点、23盗塁をマークし、ア・リーグ新人王の最有力候補に挙がっている。

 イチロー氏は「驚くのは21歳にして、足が速いとか打つのがうまいとか守備がうまいとかはたくさんいますし見てきました。でも162試合を戦うために、毎日同じことを続けられる能力を持っている選手はごくごくわずかしかいないというのが、僕の経験からの1つの結論。フリオはそれを既に持っているし、おそらくこの後も続けるだろうと想像させますね」と野球に対する姿勢に賛辞を送り「人に対して過剰に期待するとかそういうことってしないようにしてきたんですけど、フリオに関してはそれをできる選手だと思う。どこまでいくのかを見てみたいので、僕ができることを全部やりたいという気持ちですね」と大きな期待を口にした。

(Full-Count編集部)

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