日本ハム・ポンセがノーヒットノーラン　史上最多タイの年間5人目、82年ぶり珍事

史上87人目＆98度目　113球を投げ6奪三振、1四球、1死球だった

■日本ハム 2ー0 ソフトバンク（27日・札幌ドーム）

　日本ハムのコディ・ポンセ投手が27日、札幌ドームで行われたソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成した。プロ野球史上87人目、98度目の快挙。今シーズンのノーノーは完全試合のロッテ・佐々木朗希ら5人目。シーズン5人の達成は1940年以来、82年ぶり2度目となる。

　ポンセは初回2死からグラシアルに死球を与えたが、2回から8回まで3人で退けた。9回は先頭を四球で歩かせたが、後続を断ち、快挙を達成した。113球を投げて6奪三振1四球1死球。日本ハム投手のノーノーは1995年7月5日の西崎幸広以来で、札幌ドームでの試合では初。外国人投手では2006年5月25日のヤクルト・ガトームソン以来だ。

　今季ノーノーはロッテ・佐々木朗の完全試合に始まり、ソフトバンク・東浜、DeNA・今永、オリックス・山本に続いて5人目。投高打低の2022シーズンで、82年ぶりの5人達成となった。

　28歳右腕のポンセはパイレーツを経て今季日本ハムに加入。2020～2021年に在籍したパイレーツでは20登板、1勝7敗、防御率5.86。日本ハムではこの登板まで10登板で2勝4敗、防御率3.67の成績を残していた。

（Full-Count編集部）