エ軍球団売却で大谷翔平に加えてトラウトも放出? 3つの問題を米メディアが指摘

エンゼルスのマイク・トラウト(左)、大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)、大谷翔平【写真:ロイター】

「ブリーチャー・レポート」が大谷翔平とトラウトのトレード可能性分析

 エンゼルスは、球団売却を検討していることを23日(日本時間24日)に発表した。大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手らの周辺にはトレード話が尽きない。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「新しいエンゼルスのオーナーのもとで、ショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトをトレードする可能性を分析する」と題した記事を掲載した。

 トラウトについては「トレードに出すのは厄介だ。重要な点は、彼には完全ノートレード条項があることだ」と契約を説明。トレードされるには、最盛期を完全に過ぎる前に強いチームに加わりたいとノートレード条項を行使しないことが条件となる。しかしトラウトがアナハイムで給料をもらい続け、10月のオフを楽しむと決めているなら、「新しいオーナーはそれについてどうすることもできない」と同メディアは言及した。

 2つ目の問題は近年怪我が多いこと。2017年開幕から、出場可能である832試合のうちトラウトが出場したのはわずか562試合で、それは67.5%にすぎない。今季は左胸郭の炎症で約1か月の負傷者リスト(IL)入りを経て復帰したばかり。「30代半ばに近づく年齢になると、腰の問題はなかなか改善しにくいだろう」と指摘している。

 そして3つ目の問題は、契約に残されている膨大な契約金と年数だ。「最近の怪我についてトレード相手が気にしないとしても、31歳のトラウトには2030年まで毎年3710万ドル(約51億円)が支払われる契約がある。残りの8シーズンで合計3億ドル(約412億円)弱残っている」。しかし最近の契約傾向から「トラウトの契約は、ほとんどバーゲンのようにも見える」と述べた。

 コーリー・シーガーに10年3億2500万ドル(約447億円)、フランシスコ・リンドーアに10年3億4100万ドル(約469億円)の価値があるのならば、3度のMVPに輝き、投票で9度トップ5入りを果たしているトラウトが、8年3億ドルというのは「さほど悪くない」と評した。そして「もしトラウトの契約金をどこかに引き渡すことができれば、少なくともエンゼルスはオオタニとの長期契約が可能になる」と影響に触れた。

 一方で、大谷とトラウトの両者をトレードに出すという可能性もある。そうしたとしてもエンゼルスは今後、アンソニー・レンドンに残り4年間の契約金を支払わらないといけないため「悪い契約で身動きがとれないときに、正しくリセットボタンを押すことはできない」という。それでも2人をトレードに出すことでファームを向上させることができ、長期的な発展につながる。

 最後に挙げられたのは、何もしないで大谷と再契約する可能性についてだ。「(この選択のためには)メッツのオーナー、スティーブ・コーエンのように、タイトルを取るためなら金をいくら使ってもいい、というような新オーナーを見つけないといけないだろう」。“身売り騒動”がもたらす大谷らの去就。今オフも話題の中心となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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