大谷翔平、7回2安打無失点で11勝目 今季最多109球の力投で9奪三振、エ軍完封勝ち
7回9奪三振2安打無失点、打っては2打数無安打も2四球
■エンゼルス 2ー0 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季11勝目を挙げた。今季最多109球の力投で、7回9奪三振2安打無失点の好投を見せた。打っては2打数無安打2四球で打率.260。チームは2-0で完封勝ち。2連勝を飾った。
今夏のオールスター戦に初選出された右腕マノアとの投手戦となった。初回2死一、二塁のピンチを切り抜け、2回は3者連続三振。2回までに46球を要したが、尻上がりに調子を上げた。3回2死二塁ではカークを見逃し三振に仕留め、11者連続アウトの快投。1点リードの7回1死一塁も後続を仕留めた。防御率2.67。最速99.6マイル(約160.3キロ)。
初回1死一塁の打席では四球を選んで出塁。得点につながらなかった。3回2死は空振り三振。6回無死一、二塁では平凡な投ゴロ。1度は投ゴロ併殺打と判定されたが、チャレンジでセーフに覆した。続くレンヒーフォの先制打を呼び込んだ。8回1死一塁は四球で出塁した。
今季の投球回数は128回。今後は中5日の登板間隔で回り、残り6登板で平均6回を投げれば、メジャー初のシーズン規定投球回(162)をクリアする。チームは9回にベラスケスの一発が飛び出し、ポストシーズン進出を目指すブルージェイズに2連勝を飾った。
(Full-Count編集部)