大谷翔平、5回まで7奪三振無失点好投 球宴右腕マノアと白熱の投手戦、11勝目なるか
敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場
■ブルージェイズ ー エンゼルス(日本時間28日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、5回まで7奪三振2安打無失点の好投を見せている。最速99.6マイル(約160.3キロ)。
今夏のオールスター戦に初選出された右腕マノアとの投手戦となった。初回2死一、二塁のピンチを切り抜け、2回は3者連続三振。3回2死二塁ではカークを99.6マイルで見逃し三振に仕留めた。4、5回は3人ずつで片付けた。球数は84球(ストライク54球)。
初回1死一塁の打席では四球を選んで出塁。同一、二塁にチャンスを広げたが、得点にはつながらなかった。3回2死は空振り三振。自らをバットで援護できるか。
前回登板21日(同22日)の敵地・タイガース戦では4回5安打3失点で今季8敗目(10勝)を喫した。ウイルス性胃腸炎のため、5回に代打を送られて途中交代した。
試合前までの投球回数は121回。今後は中5日の登板間隔で回り、残り7登板で平均6回を投げれば、メジャー初のシーズン規定投球回(162)をクリアする。