ダルビッシュ有、25日ぶりの11勝目 “産休”明けで7回3失点、初回乱調から立ち直る

ロイヤルズ戦に先発し11勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦に先発し11勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

18日のナショナルズ戦から中8日、通算3000Kにもあと6

■パドレス 4ー3 ロイヤルズ(日本時間28日・カンザスシティ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は27日(日本時間28日)に敵地で行われたロイヤルズ戦に先発し、7回を3失点で今季11勝目を上げた。白星は2日(同3日)のロッキーズ戦以来25日ぶり。ダルビッシュは18日のナショナルズ戦以来の登板。その後、妻・聖子さんの出産に伴う“産休”に入り、中8日でのマウンドを、被安打5本、6奪三振でまとめた。その後スアレス、マルティネスと日本でプレーしたリリーフがつなぎ、チームは4-3で勝利した。

 初回にドージャーの右前適時打、プラットの2点二塁打で3点を失う立ち上がり。ただパドレスも2回に自軍がマイヤーズの3号2ランで追い上げた。3回にマチャドの右前適時打で同点、さらにドゥルーリーの左前適時打で4-3と勝ち越した。

 ダルビッシュはすぐに立ち直り、2回から5回までは毎回3人で終える好投。6回には2死から安打を許し、さらに盗塁と走塁妨害で三塁まで進まれたものの、ウォーターズを二ゴロに打ち取りピンチを切り抜けた。

 試合前の段階であと「12」に迫っていた日米通算3000奪三振は次戦以降にお預けとなった。ダルビッシュは日本ハム時代にNPB1軍で通算1250奪三振、12年にレンジャーズ入りして以降メジャーで1744奪三振を記録している。

(Full-Count編集部)

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