イチロー氏が若手に授けた“成功術” スピーチで語った「ポテンシャルを最大化する方法」

「自分自身に限界を設けず、ベストを尽くして、それを大事にしてください」

「あなたたちの将来もまた、あなたたちが想像できないような可能性を秘めています。だから、自分自身に限界を設けず、ベストを尽くして、それを大事にしてください。もし、日本から来た、痩せこけた小柄な男がこのユニホームを着て競争することができるなら、そして今夜この名誉を受けるためにあなたたちの前に立つことができているのなら、あなたたちができないという理由は何もありません」

「もちろんあなたたちは苦難やフラストレーションに直面することになるでしょう。私は知っています。私も毎年直面していたから。自分自身に限界を設けず、そういった日々の困難に打ち勝つという欲望と情熱を持たなければいけません。それがあなたのポテンシャルを最大化する方法です。その後に、想像もできなかったことに到達することができるのです」

 2001年に日本人野手として初めてメジャーリーグに挑戦したイチロー氏。1年目にいきなり242安打を放ってMLBの新人最多安打記録を更新し、首位打者や新人王、シーズンMVPなどを獲得した。2004年にはMLBで歴代最多となる262安打をマークし、10年連続で200安打超も記録。歴代最多となる日米通算4367安打を放つなど、数々の金字塔を打ち立てた。

 歴史を塗り替えてきたイチロー氏だからこその言葉。プロ野球界のみならず、全ての若者や人々にも通じるメッセージと言える言葉だった。

(Full-Count編集部)

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