大谷翔平の「トドメの一撃」 左越え28号を敵地メディア称賛「代償を支払わせた」

28号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
28号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

リードを3点に広げた直後、大谷の28号2ランが飛び出した

■エンゼルス 8ー3 ブルージェイズ(日本時間29日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、敵地でのブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で出場。7回に28号2ランを放つなど、3安打4出塁の活躍で勝利に貢献した。リードを5点に広げた一発に敵地メディアも脱帽。「大きな痛手」「トドメの一撃」などと伝えている。

 大谷は3点リードの7回2死二塁、3番手左腕メイザの93.7マイル(約151キロ)をとらえて左越え2ラン。打球速度105.1マイル(約169.1キロ)、飛距離357フィート(約108.8メートル)だった。

 エンゼルスはこの直前、ラッキーもあって4点目を挙げていた。2死一塁でトラウトが放った飛球に中堅スプリンガーがダイビングキャッチを試みるも、惜しくも捕れず。ボールを拾った左翼グリエルは本塁へ好返球を送り、タイミングは微妙だったが、捕手ジャンセンが捕球できず失点し、大谷のダメ押し28号につながっていた。

 MLB公式のブルージェイズ番記者、キーガン・マシソン氏は「その一連のプレーでエンゼルスの攻撃は続き、ショウヘイ・オオタニが代償を支払わせた。逆方向に2ランを放った。トドメの一撃だった」と報じた。ブルージェイズの地元放送局「スポーツネット」も「大きな痛手はオオタニの28号だった」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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