大谷翔平は3連勝の「中心にいた」 7回零封→28号2ラン、二刀流での躍動に称賛の嵐

ブルージェイズ3連戦、投打で活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター、Getty Images】
ブルージェイズ3連戦、投打で活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター、Getty Images】

ブルージェイズに3連勝、大谷は投打で貢献

 エンゼルスの大谷翔平投手は、28日(日本時間29日)、敵地でのブルージェイズ戦で28号2ランを放つなど、3安打の活躍。27日(同28日)には先発マウンドに上がって7回9奪三振無失点で11勝目を挙げた。連日の躍動に、米メディアから次々と称賛の声が上がっている。

 ア・リーグ東地区3位のブルージェイズ相手に3連勝。大谷はカード初戦では適時三塁打を放つなど2打点。2戦目では投手として7回無失点。この日の3戦目は本塁打を含む3安打2打点で、MLB公式サイトは「3連戦において中心にいたのがオオタニだった」と、強豪撃破の立役者に大谷を指名した。

 特に2戦目では7回を投げて被安打はわずか2、シンカーなども交えて9三振を奪う快投だった。ブルージェイズの地元紙「トロント・サン」はブルージェイズのジョン・シュナイダー監督代行のコメントを紹介。「4~5球種を操って、100マイルの球を投げる。えげつない球を投げる彼に脱帽だ」と敵ながら褒め称えている。

 今夏の球宴にも出場したアレク・マノア投手との投手戦を制した大谷。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は7回1失点だったマノアの投球を「ほとんど欠点がなかった」とするも「問題はオオタニが更に上だったということ」と評している。

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