大谷翔平は「間違いなく試合を変える」　監督代行が激賞した「他の選手にない才能」

5回に2試合連発の決勝29号2ランを放った

■エンゼルス 4ー3 ヤンキース（日本時間30日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が29日（日本時間30日）、本拠地で行われたヤンキース戦の5回に2試合連発となる決勝の29号2ランを放った。フィル・ネビン監督代行は「彼の力強さを物語っていた」と賛辞を送ったが、注目したのは全力疾走だった。

　初回1死一塁。大谷はモンタスのスプリットを引っかけ遊ゴロ併殺に倒れた。しかしこの際もいつも通り全力疾走。一塁は際どいタイミングだったがアウトを判定された。大谷は右手を頭の上で振ってセーフをアピールしたが、チャレンジはなくこの回は終わった。8回の第4打席にも快足を披露。一塁へのゴロもベースカバーに入った投手より早く一塁を駆け抜け内野安打とした。

　監督代行は「彼は多くのことを非常にうまくこなす。投手より先に一塁を駆け抜けた。あれこそが彼のプレースタイル。そういうプレーが違いをつくる。勝つチームというのは、ああいうプレーをするものだ。彼は間違いなく試合を変える選手の一人。他の多くの選手にはない才能を備えている」と姿勢を称えた。

（Full-Count編集部）