大谷翔平、“幻の30号” 剛腕コールから中堅後方へ119m大飛球も強奪される

第1打席で大飛球を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
第1打席で大飛球を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地・ヤンキース戦に「3番・指名打者」で先発出場

■エンゼルス ー ヤンキース(日本時間1日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8月31日(日本時間1日)、本拠地・ヤンキース戦に「3番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で中堅後方へ大飛球を飛ばしたが、中堅ヒックスにジャンピングキャッチされた。

 初回1死一塁、剛腕コールの初球カーブを中堅後方へ飛ばした。観客が高々と舞い上がる打球を固唾を飲んで見守ったが、中堅・ヒックスがフェンス手前でジャンプ。グラブに収まり、先制30号2ランとは“幻”となった。打球速度107.6マイル(約173.2キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)だった。

 剛腕コールからは昨年8月16日(同17日)の一戦でも右翼後方へ大飛球を飛ばしたが、フェンス手前で失速。打たれた瞬間、コールは「あちゃー」といった様子で天を仰ぎ、足を蹴り出していた。また、今季も5月31日(同1日)の敵地・ヤンキース戦で本塁打性の打球を飛ばしたものの、中堅ジャッジのファインプレーに阻まれていた。

 前日30日(同31日)の同戦では「3番・指名打者」で先発出場し、今季初の3試合連続マルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.269。チームは4-7で敗れ、連勝は4で止まった。次打席以降に注目だ。

【実際の映像】30号かと思ったのに… 中堅フェンス手前でジャンピングキャッチされた大谷翔平の大飛球

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