大谷翔平、決勝の30号3ランで雄叫び 日本人初2年連続大台到達、MVP争うジャッジの前で

逆転となる30号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
逆転となる30号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ジャッジは3戦連発ならず、3連戦で両雄ともに2本塁打と存在感

■エンゼルス 3ー2 ヤンキース(日本時間1日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8月31日(日本時間9月1日)、本拠地・ヤンキース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、6回の第3打席で逆転30号3ランを放った。2試合ぶりのアーチで、松井秀喜でも届かなかった日本人初の2年連続30本塁打に到達した。4打数1安打3打点で打率.269。チームは3-2で快勝した。

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのMVP直接バトル第3戦。節目の一発は2点を追う6回1死一、二塁で飛び出した。右腕コールの97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームを打ち返した。中越えへ逆転30号3ラン。ダイヤモンド一周では雄叫びを挙げてガッツポーズを作った。4戦3発と好調でシーズン37発ペース。シーズン30発以上2度も日本人初めてだ。

 初回1死一塁では中堅後方へ119メートルの大飛球を放ったが、中堅・ヒックスにジャンピングキャッチされた。3回1死は三飛に倒れたが、次の打席で“お返し”と言わんばかりの豪快アーチをかけた。8回2死は空振り三振だった。

 MVPを争うジャッジは初回、4回と2打席連続空振り三振。6、9回と四球だった。この3連戦で大谷、ジャッジ共に2本塁打ずつとパンチ力を見せた。今季7度目のチケット完売で4万3555人が集結した試合。エンゼルスはア・リーグ東地区首位を走るヤンキースを下し、2カード連続勝ち越しを飾った。

(Full-Count編集部)

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