大谷翔平が「コールを打ち負かした」 ジャッジとのMVP対決…地元&敵地の反応は?

30号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
30号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ヤンキースのエースを打ち砕く一発でMVP争いもリード?

■エンゼルス 3ー2 ヤンキース(日本時間1日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8月31日(日本時間9月1日)のヤンキース戦で今季30号となる逆転3ランを放った。米国の各メディアは、エースのゲリット・コール投手を打ち崩したこの一撃に一斉に反応。

 ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」は「ゲリット・コールから3ランをかっ飛ばしたショウヘイ・オオタニが、ヤンキースの8月の惨めさを増大させた」と伝えている。前半戦は強豪がそろうア・リーグ東地区を独走で制する勢いだったヤンキースは、この敗戦で2位のレイズに6ゲーム差まで迫られている。

 大谷の逆転弾が出たのは6回だ。1死から内野安打と2つの失策で“もらった”一、二塁の好機だった。同紙は遊撃手のカイナーファレファの失策と大谷の3ランが「ヤンキースに2-3の敗北を渡した」と伝えている。

 また、ニューヨークとは隣になるニュージャージー州最大のメディア「NJ.com」も「オオタニが中堅スタンドに打球をかっ飛ばし、エンゼルスにリードをもたらした」とし、ニューヨークの放送局「SNY」は「ヤンキースの敗戦で覚えておくべきこと、その1つは、オオタニがコールを打ち負かしたこと」と見出しを打っている。

 さらにエンゼルスの地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「オオタニの30号がヤンキースを倒す原動力となる」という記事を掲載。「オオタニとジャッジのMVP対決は期待通りの結果だった」とし、ア・リーグMVPを争うジャッジの目前での一発に満足げだった。

(Full-Count編集部)

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