大谷翔平は「四球でも仕方ない」 6回途中4四球も2失点、アストロズの決死の配球

アストロズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

マカラーズJr.は6回途中6安打2失点で2勝目「オオタニには厳しめの投球をした」

■アストロズ 4ー2 エンゼルス(日本時間3日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。5回の第3打席で右前打を放ち、5試合連続安打に伸ばした。4打数1安打1四球で打率.268。チームは2-4で敗れた。アストロズのランス・マカラーズJr.投手は6回途中で6安打4四球も2失点に抑え、今季2勝目を挙げた。

 マカラーズJr.は初回1死一塁で大谷に四球を与えて同一、二塁にピンチを拡大。それでも後続のレンヒーフォ、ウォードを打ち取った。「オオタニの打席では『初回2失点はダメだ』という感じで厳しめの投球をした。質の高い球を投げたと思うが、結果的に歩かせてしまった。だが、それ以降は良かった」と振り返った。

 昨季リーグ3位の46本塁打を放ち、今季も30本塁打。大谷の打撃はやはり脅威だ。「オオタニやトラウトは四球でも仕方ない。今日はさほどキレがなかったから、この結果なら満足だ。(投球は)良くなっているし、これが続けば、全てが噛み合う時が来るだろう」。この日はトラウト、大谷にそれぞれ1四球ずつを与えたが、痛打は許さなかった。通算47勝右腕は満足げに振り返った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY