大谷翔平の「パワーが集約されている」 右手一本でのフェンス直撃打にOB驚嘆

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

変化球にタイミングを外されながら片手でフェンスまで運ぶ

■エンゼルス 10ー0 タイガース(日本時間6日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、右手一本で右翼手の頭上を越す驚愕の二塁打を放った。本拠地でのタイガース戦に「3番・指名打者」で先発出場すると、初回の第1打席でタイミングを外されながらも快音を響かせ、2試合ぶり安打をマークした。

 驚きのパワーを示した。初回1死一塁。甘いストレートを2球見逃し、1ボール2ストライクと追い込まれてから、左腕アレクサンダーの外角スライダーを捉えた。タイミングを外され、右手だけでバットに乗せた。打球は右翼手の頭上を越し、右翼フェンスに直撃する二塁打に。二、三塁にチャンスを広げてレンヒーフォの先制打をお膳立てすると、ウォードの二ゴロの間に2点目のホームを踏んだ。

 この一打にエンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏は「あの一打にショウヘイのパワーが集約されています」と感嘆。タイガースの地元放送局「バリースポーツ・デトロイト」の解説のジャック・モリス氏も「オオタニのストロングハンド。バットスピードの速さを生み出してますね」と口にしていた。

(Full-Count編集部)

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