大谷翔平、マルチHRに手応え「悪くない」 三振のクレメンス息子を称賛「素晴らしい球」

第4打席で32号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
第4打席で32号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

今季6度目のマルチ本塁打「ボールを見ている感じ、打っている感じはいい」

■エンゼルス 10ー0 タイガース(日本時間6日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地・タイガース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、今季6度目のマルチ本塁打をマークした。3回に3試合ぶりの右中間31号2ランを放つと、7回に左中間32号ソロ。リーグの本塁打ランキングではアストロズ・アルバレスを抜き去ってリーグ2位に浮上した。

 5打数3安打3打点でメジャー通算500安打に到達し、今季最高の打率.270に上げた。大谷は「ボールを見ている感じ、打っている感じはいいと思うので、継続して頑張りたいなと思います。打席のボールの見え方はまぁまぁ悪くないので。運も正直、抜ける打球も多いですし、それが最初とは一番違うかなと思うので。そういう波がある時に結果につなげられるように明日も頑張りたいなと思います」と振り返った。

 9-0で迎えた8回には外野手登録のコディ・クレメンスと対戦した。通算354勝で7度のサイ・ヤング賞を誇るロジャー・クレメンスの四男。50マイル台の遅球で追い込まれ、最後は68.4マイル(約110.1キロ)で見逃し三振に仕留められた。大谷は「素晴らしいボールでした」と脱帽。「長打か三振かぐらい思い切りいきましたけど。ああいうゲームなので、それぐらい思い切りよくというか割り切って行ってますね」と振り返っていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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