鷹・松田宣浩、登録抹消の理由は? 藤本監督が明かす「しょうがないかな」

ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】

「シミュレーションしたらしょうがないかな」

■楽天 7ー3 ソフトバンク(8日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは8日、本拠地PayPayドームで行われた楽天戦に3-7で敗れた。先発のレイが4回に突如乱れて4失点。奪った得点は柳田の2ランと適時打で奪った3点止まりに終わった。試合前には元気印の松田宣浩内野手が出場選手登録抹消に。藤本博史監督はここまでチームのムードメーカーとしても重用してきた大ベテランの抹消の理由を試合後に語った。

 この日、新型コロナウイルスの陽性判定で離脱していた柳町達外野手が1軍に復帰。現状の1軍メンバーから1人が登録抹消にならなければいけなかった。現状、松田の守備位置である三塁には周東佑京内野手、フレディ・ガルビス内野手、一塁には中村晃外野手や三森大貴内野手、正木智也外野手らがおり、編成上でも松田の出場機会は限られる可能性が高かった。

 指揮官は「今のグラシアルの状態と言うところと、そこに柳町というところも考えたら、11連戦は呼ぶ予定でいたんで、1日早くなっただけっていうだけで。マッチもできるだけ引っ張りたかったんですけど、シミュレーションしたらしょうがないかなって言うところですね」と苦渋の決断だったことを明かす。チームリーダーが不在となったものの「その分みんなで頑張ろうとやっている。ベンチは声は出ていましたよ」とも語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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