ダルビッシュは「不満だろう」 際立つ安定感に指揮官絶賛「6回は彼の中では最低限」

ダイヤモンドバックス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
ダイヤモンドバックス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

メルビン監督「彼は最低でも7回は投げたいと思っている」

■パドレス 6ー3 Dバックス(日本時間8日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発。7回途中を5安打6奪三振3失点にまとめて今季13勝目(7敗)を挙げた。リーグトップのクオリティスタート(QS)数を21に伸ばした右腕にボブ・メルビン監督は「彼は常に6回より更にその先を投げたいと思っている。6回は彼の中では最低限のイニングだと思っているだろう」などと語った。

 中4日での登板で、ダルビッシュが苦しみながらも試合を作り勝利をもたらした。2回に連続ソロを浴び、4回にバーショに2打席連続のソロを許した。それでも一発以外は失点せず、7回無死一、二塁のピンチを背負ったところで降板。前阪神の2番手、ロベルト・スアレスが後続を断ち無失点で切り抜けた。

 7回途中95球を投げたダルビッシュ。これで19試合連続で6イニング以上を投げた。抜群の安定感をメルビン監督も称賛。「彼は毎回最低でも7回は投げたいと思っている。今日7回まで行かなかったのは彼にとって不満だろう」と心情を慮り、「ホームランされた変化球は引っかけてしまったが、許したヒットは5本だけ。6回は彼の中では最低限のイニングだと思っているだろう」と続けた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY