大谷翔平は「投手として生まれつき才能ある」 殿堂入り右腕が太鼓判「偉大な選手」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ジョン・スモルツはメジャー通算21年間で213勝154セーブを誇る

 エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投手としても勝利数や投球回でキャリアハイの成績を残している。シーズン途中からは新たにシンカーを導入。進化を続ける二刀流を、メジャー通算21年間で213勝、154セーブを誇る殿堂投手ジョン・スモルツが「球界のベストピッチャーの1人」などと絶賛した。

 ベン・バーランダーのポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」にゲスト出演したスモルツ氏。大谷が“ターボシンカー”をシーズン中に導入したことについて、その難しさを聞かれると「投球だけに専念している状態でも(シーズン中の新球考案は)難しいのに、彼は投打の両方をやっている。投打素晴らしい才能がある。私は彼が球界のベストピッチャーの1人だと思っているよ。投打での働きを合計すると、彼は球界のベストプレーヤーだ」と感心した。

 さらに「投手として生まれつきの才能がある。シーズンの真っ最中にこんなことをやってのけるのは、とてつもないことだよ。私は、彼の大ファンだ。球界で既に偉大な投手であり、(今後)最も偉大な投手になる可能性がある」と賛辞は止まらない。「ただ、投げるだけではないからね。それがどうしても妨げになってしまう。だからと言って……6日に1度しか投げなくても、彼が球界でトップ5カテゴリーに入るような投手であることは否定できない」と続けた。

 様々な“史上初”を打ち立てている大谷。スモルツ氏は「彼のキャリアがどのように発展して、完結するのかを見守るのを楽しみにしている」と期待を込めて締めくくった。

(Full-Count編集部)

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