投手なのに「イチローばりの守備」 “お洒落すぎる”投ゴロが「めっちゃすごい」

投げた後の背面を抜けるかという打球をグラブに収めるロッテ・唐川侑己【画像:パーソル パ・リーグTV】
投げた後の背面を抜けるかという打球をグラブに収めるロッテ・唐川侑己【画像:パーソル パ・リーグTV】

投げた後の背面を抜けるかという打球をグラブに収めたが、表情一つ変えず

■ロッテ 6ー4 楽天(10日・楽天生命パーク)

 ロッテの唐川侑己投手が華麗な背面キャッチで魅せた。10日に行われた楽天戦(楽天生命パーク)の7回に登板して1イニングを無失点に抑え、8ホールド目をマーク。投げた後の背面を抜けるかという打球をグラブに収めた妙技に「イチローばりの守備」との声が上がっている。

 7回先頭の浅村を3球三振に仕留めると、続く島内を2球で追い込んだ。4球目のカーブに泳ぎながらも合わせた打球は、投げ終わった唐川の背面を抜けて不運な中前打になるかと思われた。しかし、流れるような動きで左手をすくいあげるとボールはグラブにすっぽり。偶然入ったというよりは狙って捕ったという表現がぴったりだったが、表情一つ変えずに一塁へ送球してアウトを奪った。

 その後、2死二、三塁のピンチを招くも岡島を三飛に打ち取って無失点。防御率は驚異の0.71になった。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは、このプレーを「【背面キャッチ】唐川侑己『今季一番!? “お洒落なピッチャーゴロ”』とのタイトルで動画で紹介。ファンからは「めっちゃすごい」「冷静なの好き」という声が寄せられた。「センバツのときもこれやったよな」と甲子園での雄姿を思い出すファンも多かった。

【実際の映像】唐川の「イチローばり」背面キャッチ

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