ヤクルト接戦制しマジック11再々点灯 2位DeNAに5連勝、小川7回無失点&V打

DeNA戦に先発したヤクルト・小川泰弘【写真:荒川祐史】
DeNA戦に先発したヤクルト・小川泰弘【写真:荒川祐史】

村上は3打数無安打1四球で54号本塁打はお預け

■ヤクルト 1ー0 DeNA(11日・横浜)

 ヤクルトは11日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に1-0で勝利。優勝へのマジックナンバー「11」が点灯した。先発の小川泰弘投手が7回5安打無失点の好投。5回には自ら決勝打を放ち、接戦を制してDeNA戦勝ち越しを決めた。村上宗隆内野手は3打数無安打で、54号本塁打はお預けとなった。

 小川は初回わずか9球で3者凡退と抜群の立ち上がり。2回は先頭の牧に右前打されたが宮崎を遊ゴロ併殺に仕留めた。中盤も安定した投球で7回まで110球で本塁を踏ませなかった。さらにバットでも魅せた。5回2死三塁から大貫の直球をはじき返す中前適時打。均衡を破る一打に、一塁ベース上で両手を突き上げた。

 2位のDeNAに対して直接対決5連勝で、ゲーム差を7.5に広げたヤクルト。3冠王に向かってひた走る村上は大貫の前に見逃し三振、左飛、中飛。8回には伊勢から四球で出塁した。期待された54号はお預けとなった。

【実際の映像】村上宗隆が珍しくド派手ガッツポーズ 超絶キャッチでもぎ取った試合終了の瞬間

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