首位→3位転落の“一日天下”も「力を付けてきた」 オリ監督が大混戦でも動じぬワケ

オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】
オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】

先発の山崎福が4回途中4失点で降板も、後を受けたリリーフ陣が無失点リレー

■ソフトバンク 4ー3 オリックス(11日・京セラドーム)

 オリックスは11日、本拠地・京セラドームで行われたソフトバンク戦に3-4で敗れ、わずか1日で首位から3位に転落した。序盤に4点を追う苦しい展開となったが、1点差まで詰め寄ったナインに中嶋監督は「あそこまできたのは中々、力を付けてきたと思う」と、シーズン終盤での成長を感じ取っていた。

 先発の山崎福が初回に柳田に3ランを献上、さらに3回にも三森にソロを浴び4回途中で降板。一方的な展開になりそうだったが、あとを受けたリリーフ陣が無失点。打線も6回にT-岡田の適時打などで2点を返し、8回にも頓宮の適時打で1点差に詰め寄った。

 試合後、中嶋監督は4回途中7安打4失点で降板した山崎福に「粘ってほしかったですが、初回の3点はデカいですよね」と注文。それでも、2番手の村西から5投手の中継ぎが無失点ピッチングの好投を見せただけに「本当に良く粘ってあそこまでもっていった。一方的な展開になりそうな所を皆で繋いで。あそこまできたのは中々、力をつけてきたと思います」と目を細めた。

ゲーム差0で上位3チームが並び、シーズン残り13試合「言わなくても理解してくれていると思う」

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