エンゼルス、総資産1兆円超えの医師が売却先候補に? 米メディア報じる

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

パトリック・スン・シオン氏は総資産1兆円を超える医師で実業家

 アート・モレノオーナーが球団売却を検討しているエンゼルス。その売却先の候補として、地元メディア「ロサンゼルス・タイムズ」のオーナーであるパトリック・スン・シオン氏が浮上しているようだ。米メディア「スポルティコ」が、シオン氏が入札を検討していると報じている。

 シオン氏は南アフリカ系アメリカ人の医師で、「ロサンゼルス・タイムズ」紙のオーナーでもある。米統計サイト「ブルームバーグ・ビリオネア・インデックス」によると、総資産89億4000万ドル(1兆2745億円)を誇る実業家でもある。

 シオン氏がプロスポーツ球団への出資に関心を示すのはこれが初めてではない。「スポルティコ」によれば、10年前にドジャースの買収に乗り出したものの、成立することはなかったという。

 エンゼルスの売却は、2020年にスティーブ・コーエン氏が買収したメッツの24億ドル(3400億円)を超えるMLB史上最高額が付くと予想されているという。同メディアの最新の評価によると、エンゼルスの価値は25億ドル(3600億円)と計算されている。

(Full-Count編集部)

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