「化け物アーチ」中段まで運んだ村上の“完璧54号” 確信の一撃が「どこまで飛ばすの」

54号本塁打を放ったヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】
54号本塁打を放ったヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】

打った瞬間それとわかる一発に球場大盛り上がり

■ヤクルト ー 巨人(13日・神宮)

 ランディ・バース(阪神)に並ぶ歴代5位タイの一発は、打った瞬間確信の特大アーチだった。ヤクルトの村上宗隆内野手は13日、神宮球場で行われた巨人戦で菅野智之投手から54号ソロを放った。初球をとらえた完璧な一撃に「完璧すぎて言葉が出ない」「音が異次元」とファンも驚愕している。

 死球の影響を全く感じさせない打球だった。前日12日に右脚に死球を受けて交代していたが、この日は「4番・三塁」で先発出場。初回の第1打席は四球を選び、迎えた第2打席で、菅野が投じた初球を完璧に弾き返した。

 試合を配信する「DAZN」が動画を公開すると「どこまで飛ばすの…」「スカッと鮮やかな気持ちいいホームラン」「芸術的ホームラン・オブ・ザ・イヤー」「これは凄いね」「化け物アーチほんと草」と、称賛のコメントが数多く寄せられた。1964年に王貞治(巨人)が記録した、日本選手最多の55本まであと1本。“村神様”は、どこまで記録を伸ばすのか。

(Full-Count編集部)

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