ジャッジは将来「73~74本塁打を打つだろう」 “70発男”が記録更新に太鼓判

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

マグワイア氏は1998年に70発、通算583本塁打をマークした

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は13日(日本時間14日)に敵地で行われたレッドソックス戦で2打席連続の56号&57号を放った。1998年に当時のメジャー新記録となるシーズン70本塁打を放つなど、通算583本塁打を放ったマーク・マグワイア氏は「5~8年後には73~74本打つ態勢が整うだろう」と、2001年にバリー・ボンズ氏が記録したメジャー最多の73本塁打更新も可能だと述べた。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者に語ったもので、マグワイア氏は「間違いなく(ロジャー・)マリスの記録(1961年の61本塁打)を抜き、(将来的に)バリー(ボンズ)の記録も抜くと心から信じている」と持論を披露。「今年は最低65本打ち、5~8年後には73~74本打つ態勢が整うだろう。そのチャンスが彼に訪れると私は心底信じている。怪我せずプレーすれば、彼ならやってくれるだろう」と期待を寄せた。

 マグワイア氏はさらに「彼は忍耐力のある選手だ。スランプになることはない。体がとても大きいのに、特に選球眼が優れている。だから三振することが少ない」と長所を上げる。ジャッジは今季ここまで611打席で154三振&88四球をマークしている。

 ジャッジはこの春に7年2億1350万ドル(約307億円)の契約延長を拒否。今オフにFAとなり、その契約は、拒否した2億1350万ドルのオファーに、7500万ドル(約108億円)から1億ドル(144億円)の追加がある可能性も取りざたされている。この点についてマグワイア氏は「契約延長をしなかったことは彼が最も誇りに思うべきことだと思う。自分を信じ、数字が表している。彼はお金のためににプレーしていないが、活躍によりお金は自然についてくる」と述べている。

(Full-Count編集部)

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