151キロ魔球が「なんじゃこりゃ」 新人右腕の“高速変化”に米震撼「どうやって打つ?」

タイガース戦に先発したアストロズのハンター・ブラウン【写真:ロイター】
タイガース戦に先発したアストロズのハンター・ブラウン【写真:ロイター】

アストロズ右腕ブラウンは151キロのスライダーで三振を奪った

■アストロズ 6ー3 タイガース(日本時間14日・デトロイト)

 アストロズのルーキー右腕、ハンター・ブラウン投手が驚速の93.7マイル(約151キロ)スライダーを投じてファンの度肝を抜いた。メジャーデビュー2連勝をマークした24歳の“魔球”に「不公平」「本当に常軌を逸している」「こんなのどうやって打つの?」と声があがった。

 ブラウンは13日(日本時間14日)に敵地で行われたタイガース戦に先発し、6回を5安打6奪三振2失点の好投。デビュー戦で6回無失点の快投を見せた5日(同6日)のレンジャーズ戦に続いて2連勝を飾った。圧巻だったのは高速スライダー。6回先頭のハビアー・バエズに対しては93.7マイルの高速スライダーをアウトローに投じて空振り三振に仕留めた。

 MLB公式サイトによると、ブラウンは同僚の39歳レジェンド右腕、ジャスティン・バーランダーをモデルに投球フォームを構築したという。また、デトロイト郊外出身のブラウンにとって、この日は凱旋登板。子どもの頃によく足を運んでいたコメリカ・パークで家族、友人、かつてのチームメートが見守る中、雄姿を見せた。

 MLB公式サイトや「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏もこの1球に注目し、ツイッターに動画を投稿。ファンは「まるでバーランダーのクローン??」「なんじゃこりゃ」「94マイルのスライダーは禁止してくれ」とコメントを寄せている。

【実際の映像】“151キロ魔球”で三振斬り…ルーキーが投じた一投は「どうやって打つの?」

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