大谷翔平は「果敢に攻めないと」 決死の配球でトラウタニ分断、敵軍右腕「いい攻め方」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ガーディアンズ・クアントリルは7回8安打3失点で逆転勝ちに貢献

■ガーディアンズ 5ー3 エンゼルス(日本時間15日・クリーブランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地・ガーディアンズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。8回の第4打席に右翼線二塁打を放ち、2試合ぶり安打をマーク。4打数1安打で打率.265。チームは2試合連続の逆転負けで4連敗を喫した。

 今季12勝の右腕クアントリルを打ち崩せなかった。初回2死は低めに沈むチェンジアップに空振り三振。3回2死一塁も低めチェンジアップに左飛に倒れた。5回2死一塁は初球カットボールに反応したものの、2打席連続で左飛に倒れた。クアントリルは前を打つトラウトに2本の単打を許したものの、大谷を封じ込めた。

「オオタニは毎年MVPをとるような選手。最終的にはストライクゾーンを果敢に攻めないといけない。彼ら(トラウトと大谷)は球界最高の選手だと認められるに値する。だけど、僕らはいい攻め方ができたと思う」

 大谷に対して初回こそ6球を使ったが、第2打席は3球、第3打席は1球とストライク先行の投球が功を奏した。7回8安打3失点で逆転勝ちを演出し、名門・スタンフォード大出身の190センチ右腕はクールに笑った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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